UberEats初心者

UberEats配達『荷台』装着のメリットとデメリット

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現役UberEats配達員の私がオススメする荷台でのウーバーイーツ運用のメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。

最初に結論を述べてから、実際に私が使っているアイテムをご紹介の上で、運用して実際に感じたメリットとデメリットを述べます。

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まず、私の配達ステータスをご紹介します。(2021/3/30時点)

筆者のご紹介

配達歴:約1年

配達回数:2,386回

満足度:100%継続中

と、このような配達実績です。配達回数はもっと多い人もたくさんいらっしゃるかと思いますが、満足度100%を継続しており、無難にミスを犯さないタイプの配達スタイルです。

そんな私がウーバーイーツ配達員向けに荷台取り付けの記事を作成するのですが、

読者対象は以下のような方が当てはまるかと思います。

読者対象想定

  • 現在UberEats配達員(ウーバーイーツ配達パートナー)の方
  • UberEatsのバッグ(通称:ウーバーバッグ、ウーバッグ等)を背負う事に疲れを感じた方
  • お料理を水平に運びたいとお考えの方
  • 今後、数ヶ月先UberEats配達で稼ごうとお考えの方(中・長期目線の方)

上記のような方を読者ターゲットとして、こちらのブログ記事を執筆したいと思います。どうぞ、最後までおつきあいのほどよろしくお願いいたします。

・私が使用している荷台「フィックスキャッチ」とは?

Amazon.comより転載

おそらく、今このページを閲覧されている方は、UberEatsの配達バッグを背負うのを辞めようと考えていらっしゃる方が多数ではないかと思います。

この昭和インダストリーが製造販売しているフィックスキャッチですが、最新のウーバーイーツバッグがすっぽり入るサイズ(2021年3月時点)となっていることから配達員の間で話題&好評になっています。

おそらく、街中で稼働している他の配達員を見回してみると、フィックスキャッチを使用している方が多いのではないかと思います。まず、今回ご紹介するアイテムのメインは、このフィックスキャッチなのです。

ただし、注意点としましては、最新のウーバーイーツバッグがすっぽり入るサイズとなっていますので、緑バッグや四角いタイプのバッグは対応していません。

この点は注意が必要です。

ですので、後述するフィックスキャッチ運用のメリット・デメリットの項目は、最新のウーバーイーツバッグを使用の方のみご参照ください。なお、最新のウーバーイーツバッグはAmazonでも販売されていますので、最新のウーバーバッグ購入をご検討の方は下記メリット・デメリットもご参照ください。

・フィックスキャッチ運用に必要なもの

まず、このフィックスキャッチを、自転車に装着するためには、リアキャリア(後輪にある土台)が必要になります。

※参考までに私が使用しているリアキャリアとフィックスキャッチを取り付けたイメージがこちらです。

したがって、後ろに土台(リアキャリア)の付いてないタイプの自転車(例えば、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイク)でフィックスキャッチの運用をお考えの方は、フィックスキャッチ後付けのリアキャリアの購入が必須となります。

加えまして、バッグを荷台に固定するゴム状のヒモも必須です。これがないとバッグが落下する可能性「大」ですので、必ずフィックスキャッチと同時に購入されることを推奨します。経費を抑えたい方は、100円ショップなどで探すのも一考ではないかと思います。

・UberEats配達のフィックスキャッチのメリット

1,配達が断然「楽」になる

結論を先に述べますと、後述するデメリットを全てカバーできると思うくらい配達が楽になります。具体的には肩こりの解消や業務の効率化です。

またバッグを背負う場合は、ある程度背中を水平にして走行する必要があります。これが1日だけなら「疲れた」で済みますが、しばらく(例えば1〜3ヶ月など)ウーバーイーツ配達で収入を得ようとお考えの方は、日々の疲労度合いにかなり差が出ると思います。

私は、フィックスキャッチ購入以降、ピザなどバッグを拡張しなければならない時以外は、背負っての配達は行なっていません。それくらい、身体への負担を軽減できるものと実感しています。

2,商品を水平に運ぶ事ができる

説明不要かもしれませんが、フィックスキャッチで配達すると、バッグを水平に保つことができますので、商品の横崩れを抑える効果が期待されます。

現に、お寿司などのように配置がズレやすい商品はズレなくなります。(段差でネタだけずれる事はありますが、ネットで見られるような左右に偏ると言った事はほぼないです。)

意外かもしれませんが、フィックスキャッチにしてからカフェ系やラーメン系、カレー系の漏れがなくなりました。通常は、敬遠されがちなフードタイプですが、以外にもこれらの商品は漏れにくくなります。

3,バッグを背負う&降ろすの工程が減らせる

「週末稼働のすすめ記事」でも説明しましたが、UberEats配達で効率よく稼ぐコツは、とにかく「無駄を減らす事」です。UberEats配達は、一件あたり数百円と薄利多売の商売に近いです。

ペダルをシコシコ漕ぐことでも、ウーバーイーツ加盟店を急かすことでおありません。

そもそも、UberEatsの仕組みを私なりに紐解きますと、私たちウーバーイーツ配達員が受注する案件の大元が飲食店ですから、その多くは薄利多売、すなわち、理論上無駄を減らす事が安定的な売上増加へと繋がりそうです。

したがって「配達単価の急激な上昇は望めない」とする事ができますので、いかに「業務を効率化させて少ない時間で多く配達すること」が時間単価を上げるコツと言えます。

やや本題とはそれますが、初心者配達員にありがちなのですが、自転車を思いっきり漕いで、1-2分時間を縮めようとする(事故リスクや商品破損リスクが高い)よりも、バッグの背負い&降ろしのような減らせる無駄な工程を削減する方が、安定的に時間が浮きます。

この工程では、商品に気遣いしなければならないストレスもある

バッグを自転車に備え付けると、ピックアップ(商品お受け取り)&ドロップ(商品お渡し)の際にバッグの蓋を開けて商品を入れるor取り出す、の工程のみになりますので、配達一回あたり数秒から1分ほど時間が浮きます。

ここで「時間が浮く」という事は、相対的に「時給が上がる」という事であり、すなわち「安定的に時間が浮く」という事は、「安定的に時間単価が上がる」という事です。

この数秒、数分の積み重ねが時間単価を上げる事は「週末稼働のすすめ」でも似たような計算をしていますので、よろしければご参照ください。

4,バッグを地面に置く事がなく好印象

これは、人によって感覚は変わると思います。と前置きさせてください。

が、やはり我々フードデリバリーのお仕事は、お口に運ぶ商品をメインに取り扱います。バッグの性能上、地面に置いても商品が汚損するリスクはほぼありませんが、やはり地面にバッグを置くというのは周囲やユーザー視点で考慮すると、「見た目の問題」であまり印象が良くはないと言えるでしょう。

ゆえに、バッグを地面に置いているだけで、不快に思いバッドボタンを押される可能性も無いとは言い切れないのです。

このような無駄なバッドボタンをもらわない事も、たくさんの注文を受けるコツでもあります。

したがって、バッグを地面に置くことが無ければ、少なくとも地面に置くことによる不快感を与える事はなく、無駄なバッドボタンを回避できる、と言えるでしょう。

5,強制的に安全運転になる

デメリットの「1,歩道走行(段差)に異常に弱い」で後述しますが、フィックスキャッチは段差に弱いです。

したがって、ある種、強制的に安全運転になります。

道路の段差のリスクを考慮した程度の配達速度が、自身の事故リスクおよび顧客の不満が募らない絶妙な速度に導いてくれる、とこのように私は考えています。

ですので、デメリットの側面もありつつも考え方によってはメリットと捉えることもできるかと思います。

6,自転車転倒時にフィックスキャッチがガードになる

私の場合、重量化を少しでも避けるため、自転車スタンドを取り付けていないのですが、そうすると稀に自転車を停車させていても、強風などで倒れてしまうことがあります。

しかし、ここでフィックスキャッチがフルに活躍します。

転倒時に自転車よりも先にフィックスキャッチが地面に接触するので、自転車に致命的なダメージが生じにくいのです。

ただし、フィックスキャッチがガードになると言ってもハンドルやペダル等は地面に接触しますので、その点は注意が必要です。

・UberEats配達のフィックスキャッチのデメリット

1,歩道走行(段差)に異常に弱い

フィックスキャッチ最大のデメリットは、歩道での走行がバッグを背負う時よりもかなり慎重にならなければならない点です。

背負いのパターンですと、こちらのベテラン配達員のヒカリマンさんが実演されているように膝やヒジで衝撃を和らげて商品への振動を与えなくすることも可能です。

ヒカリマンさんのバッグ背負いスタイルでの段差に対する参考動画

では、フィックスキャッチで配達する場合に、慎重と言ってもどれくらいなのか?文章だけでは、イメージが湧きにくいかと思います。

ここで、私の感覚になってしまいますが、例えば歩道のつなぎ目にある3cm前後くらいの段差をイメージしてください。

私たちが街中でよく目にする程度の段差に関しましては、ほぼ停止寸前くらいまで減速しなければ商品の破損リスクが高まります。

どのタイミングで破損リスクが高まるかと言いますと、後輪が段差から降りるタイミングです。これは、フィックスキャッチでの配達を何度か行うとすぐに感覚的に分かるようになると思います。

明らかに、段差を登る時よりも降りる時の方が、バッグに揺れを感じます。

したがって、対応策としましては、段差を避ける(車道メイン)にするか、段差を乗り越える瞬間に減速する、というのが現状お伝えできるコツとなります。

私はまだ試していませんが、中にはバッグや商品の下部にクッション材を入れている方もいらっしゃるようです。

荷台配達でのバッグの揺れについては、こちらの方の動画が非常に参考になります。

筆者も最初は、これなら背負った方がいいのでは?と悩みましたが、今ではどの程度の段差までなら耐えられるか?のコツを掴みましたので、このデメリットは慣れが解決してくれるかと思います。

繰り返しになりますが、それらを考慮してもフィックスキャッチで配達した方が、トータルでメリットが大きいのです。

2,とにかく重たい

とにかく重たいです。下記は、私が装備したアイテムの追加重量なのですが…

フィックスキャッチ・・・1.45kg

キャリアラック・・・1.72kg

合計・・・3.17kg

ここにウーバーイーツバッグの重量が加わりますので、実際には4-5kgの重量が後輪側に加わります。4〜5kgと言えば、お米なんかがイメージできますが、あれが後輪に乗っかるくらいの重さ、と考えればイメージしやすいかも知れないです。

そこに、商品の重量が加わりますので、最初はハンドルが取られるくらい後輪の重さに違和感を感じることかと思います。

ですが、この辺りは私の経験上、慣れが解決してくれるものと思います。

3,風の影響をモロに受ける

これは良くも悪くもですが、風の影響をモロに受けます。ただし、追い風の時はかなり風が自転車を押してくれますので、追い風の時はプラスです。

横風に煽られやすくなりますので、慣れるまでは慎重な運転が必要になると思います。

こちらも運用して見て、徐々に慣れてくる点だと思います。

4,路面状況に左右される←重要

段差に弱いの項目と被ってしまいますが、こちらは歩道だけでなく、車道に関わらずたまにある段差や凹み、および道路の整備状況等のシーンについてです。(歩道と違って、あらかじめ分かっていない段差など)

私の経験談ですが、フィックスキャッチは路面状況によって大きく配達効率を左右させられてしまいます。車道でも急な段差があったりします。

スピードがそれなりに出た状態(風を切って走ってる感覚くらい)で、ちょっとした段差に突入しますと、ほぼ高確率で商品にダメージが生じます。

具体的には、丼ものです。丼ものはご飯の上に唐揚げなどの揚げ物がただ乗せられているだけの場合が多いです。ですので、ご飯の上に乗せてあるだけの商品はほぼ確実に、動きます。

他にも、丁寧に山を作るように盛り付けられたオシャレ風サラダなどもほぼ崩れます。これは、配達側ではどうしようもないですが、残念ながらこれらの特徴を持つ商品とフィックスキャッチの相性は良くはないです。

さらに注意が必要なのは、温泉卵です。フィックスキャッチの振動で、温泉卵が割れてしまう事があります。

配達前に割った状態の温泉卵が含まれている場合(例えば:〇〇丼+温泉卵など)は必ず商品を確認してから、配達することを推奨します。

高確率で割れます。

5,歩行者等に接触するリスクが高まる

これは、フィックスキャッチ運用だけに限ったことではありませんが、バッグをリアキャリアに積みますと、歩行者との接触リスクが高くなります。

重大事故に繋がる恐れもありますので、周囲に配慮した運転が求められます。稼いでお金を増やすことも大切ですが、重大事故を招いて、お金を減らすことのないようにする必要があると言えそうです。

・最後に

結論としましては、フィックスキャッチは買いです。もちろん、フィックスキャッチ以外にも、プラ製のカゴだったり、見た目や使用用途によってはいろんな荷台を試すのもありだと思います。

ご自身にマッチした荷台を取り付けて試して見てください!

動画でも同様に、ご紹介しています!

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荷台取り付けが完了した方は、配達バッグの軽量化も試して見てください!

配達バッグの軽量化メリット・デメリットの記事はコチラ

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