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今回は、2021年6月22日より試験的に導入されたウーバーイーツの徒歩配達であるウーバーウォーカーを実際に稼働しましたので、そちらの内容を記事にしたいと思います。

ウーバーウォーカーとは?
ウーバーイーツと言えば、自転車やバイク、軽貨物車両を用いてお料理を、お届けする仕事ですが、ウーバーウォーカーは、従来の自転車やバイク、軽貨物に加えて、単に徒歩で配達する枠組みのことなのですが、実は日本の導入以前から、世界ではすでに導入実績があります。アメリカのニューヨークや、香港など先進的な超巨大都市部で導入されていて、今回は日本の東京でも導入されることとなりました。
ウーバーウォーカーに向いてる人
今回、実際に筆者が稼働してみまして、ウーバーウォーカーに適していると思う方を当記事の読者層と想定し、簡単に述べたいと思います。
- 自転車をお持ちでない、または自転車に抵抗がある方
- 都心部にお住まい、または都心部で勤務されている方
- 運動がてら配達したい方
- Youtuberやブロガーなど情報発信者の方
- 一日数千円程度の副業収入を得たい方
- 社会的なコミュニケーションが苦手な方
- 飲食店経営者など他社リサーチ目的の方
ざっくりこんな感じの方にオススメと言えるかもしれません。
特にオススメなのは、運動がてらにお金も稼ぎたい!と言う方かもしれません。後述しますが、ウーバーウォーカーは想像以上に体力を消耗します。
また、ウーバーウォーカー対応エリア周辺で勤務されている方は、会社帰りに3-5件程度配達して1500〜2000円稼ぎたい!とお考えの方にも向いてると言えそうです。
他にも、ウーバーウォーカーに限ったことではありませんが、飲食店経営者の方や従業員の方がフードデリバリーや他社調査の意味合いで、ウーバーイーツ配達を稼働されるケースもままあります。
このように、向き不向きがあるとは言いましても、やはり使い方は人それぞれとい言うことですので、ご自身の用途に合わせて稼働していただくのがよいかなと思います。
ウーバーウォーカーは配達員登録を済ませばすぐに稼働できる
ウーバーイーツ配達パートナー登録は感染症対策の観点から、面接が不要となっていますので、審査が通り、かつウーバーイーツ純正のバッグが届き次第、稼働することが可能になっています。もちろんですが、バッグに関してはこちらを利用して稼働することも可能です。
バッグに関しましては、異論あると思われますが、やはり純正、もしくは純正同等のバッグの使用を推奨します。理由としましては、ピザや大型のお寿司のご注文の場合、バッグが拡張できるタイプでないと配達することが出来ません。
ウーバーウォーカーはピックアップに行くだけでも大きく体力を消耗しますので、お店に到着してから「バッグに入らない」となりますと、泣く泣くキャンセルせざるを得なかったり、手で持って行くにしても店員さんやお客さんに見られると、おそらくバッドボタンを貰うと思います。
したがって、バッグは経費と考えて純正およびそれと同等のものの使用を推奨します。
ウーバーウォーカーへの切り替え方法
操作方法
- ドライバーアプリを開き、「アカウント」に進む
- 「車両」をタップし、「徒歩」を選択
- 配達方法に合わせて「徒歩」と「自転車」を切り替え

この自転車モード、徒歩モードの切り替えを行わないと、自転車モードが認識された状態で遠い距離の注文がきてしまいますので、ご注意ください!
切り替えが必要な作業は、これだけになります。
ウーバーウォーカー対象エリア
2021年時点でウーバーウォーカーの推奨エリアは下記の画像の枠内の通りです。

公式の情報には明確に地名が記載されていませんが、ざっくり見て東京都の新宿区、港区、渋谷区、品川区、あたりで稼働することを推奨しています。
新たに21都市が追加されました(2021年9月25日時点)
仙台市、宇都宮市、横浜市、静岡市、名古屋市、四日市市、京都市、大阪市、神戸市、奈良市、岡山市、広島市、高松市、松山市、高知市、北九州市、福岡市、佐世保市、熊本市、宮崎市、鹿児島市
実際にウーバー徒歩配達をやってみた
実際にウーバーウォーカーを稼働してみました。条件は下記の通りです。
検証時の条件
- 稼働エリア 東京都渋谷区道玄坂付近(109などがある辺り)
- 時期 6月24日
- 時間帯 19時頃
- 装備品
- ウーバーイーツ純正バッグ
- スマートフォン(アームホルダーあればよし)
- スニーカー(動きやすい靴を強く推奨)
のみです。
こうやってみると、ウーバーイーツ配達へのハードルがグッと低下した気がします。このように、気軽に始められる点もウーバーウォーカーの強みと言えます。健康体でさえあれば、誰でも稼働できる!と言うことが言えそうです。
注文を受注
オンライン直後はしばらく無音状態でしたが、程なくしまして1件目の注文がきました。
1件目の注文 すしざんまい 渋谷道玄坂センタービル店
1件目は、すしざんまいさんの案件でした。ウーバーウォーカー初稼働だったのですが、早速拡張案件ということもあり、かなり緊張しました。
自転車と徒歩配達ではバッグの振動への配慮をどの程度考慮する必要があるかわかりませんでしたので、十分に慎重に配達しました。商品は無事にお届けできました。また、注文者様からも特に遅いといった事も言われず、通常の配達と同様に終えることが出来ました。
料金と距離は下記の通りとなります。

- 売上 650円
- 期間 14分45秒
- 距離 1.4km
2件目の注文 吉野家 渋谷109前店
1件目の配達を終えて、数珠(注文の連鎖)は発生しませんでしたが、再び道玄坂付近まで戻ったところで、2件目が鳴りました。吉野家 渋谷109前店さんです。
こちらは自転車でも配達したことがあったので、安心しました。
なんなく配達を終えました。料金と距離は下記の通りとなります。

- 売上 668円
- 期間 12分44秒
- 距離 0.9km
3件目の注文 餃子の王将 渋谷ハチ公口店
3件目は数珠が繋がりまして、すぐに餃子の王将さんから案件がきました。餃子の王将はプライベートでもよく利用していることもあり、容器の強度や漏れやすさなどを理解していましたので、こちらもトラブルなくスムーズに配達をこなすことが出来ました。
料金と距離は下記の通りとなります。

- 売上 649円
- 期間 14分34秒
- 距離 1.5km
4件目の注文 マクドナルド 渋谷新南口店
4件目も数珠です。このあたりから「あれ、めっちゃ鳴るぞ」と確信に変わりました。この時点でウーバーウォーカーは稼げる!と言う確信を得ましたが、一応全てのご注文を紹介します。
ちなみにですが、ここまで4件のうち2件は職場系へのお届けということで、やはり渋谷区の夕方ということで、多忙なビジネスマンにとっては自分で買いに行くよりも配達を依頼した方がよいとお考えの方が多いようです。
こちらも無事にお届けしまして、配達完了です。
料金と距離は下記の通りとなります。

- 売上 686円
- 期間 11分10秒
- 距離 0.8km
5件目の注文 たこ焼き酒場 道頓堀くれおーる 道玄坂1丁目店
4件目のマクドナルドからは少し時間が空きました。15分、20分程度でしょうか。次は個人的に初めて配達するお店さんでしたので、少し心配していましたが、特に問題なさそうな容器でしたので安心しました。
ただ、今回の配達では、道玄坂を代官山方面に向かって登る必要がありましたので、足の疲労が急激に込み上げてきました。一般人が徒歩配達をすると、5件目くらいで足にくるようです(笑)参考までに。
ほどなくして、配達を完了しました。この辺りから、自転車配達員が通り過ぎるたびに「うらやましい…」と感じるようになります。
料金と距離は下記の通りとなります。

- 売上 659円
- 期間 13分14秒
- 距離 1.3km
6件目の注文 長崎ちゃんぽん リンガーハット 渋谷道玄坂店
6件目はリンガーハットさんからです。この時、5件目の疲労が影響したようで「そろそろ限界か…」と感じ始めました。普段、自転車で足が鍛えられていると思っていましたが、徒歩となると全く別の筋肉を使うようです。
少し距離を感じましたが、こちらも無事に配達完了しました。注文者様からは「え、、徒歩なの、、?」っといった具合に困惑されてしまいましたが、公式なサービスであることを説明し、バッドは回避できました。チップも頂きました。ありがとうございました。
料金と距離は下記の通りとなります。

- 売上 788円
- 期間 20分22秒
- 距離 1.4km
ウーバーウォーカーで稼いだ売上の発表
今回のウーバーウォーカーの検証では下記のような結果となりました。
- 売上 4,098円
- オンライン時間 3時間7分
- 乗車回数 6回
- 時給換算 約1,350円
となりました。初めての徒歩配達にしてはまずまずだと思いました。慣れればもう少し時給換算を高められるかな?といった印象を受けました。
なお、距離が短いので単価は安いのですが、渋谷区のど真ん中ということもあり、6件中6件、全ての配達にピーク料金が加算されていました。

なので、距離が短い分をピーク料金が補う形で、東京都の最低賃金よりは上に行くようになってるのかな、という印象を受けました。
時給1,350円という額面だけを見れば、少し物足りない気もしますが、自由に好きな時だけ、かつバッグさえあれば誰でも始められてしまう、そのハードルの低さを考慮すると十分高い水準と言えるのではないかと思います。
ウーバーウォーカーの活用方法
これまでウーバーウォーカーの検証内容をご紹介してきましたが、実際にウーバーウォーカーの活用方法について考えてみましたところ、やはり雨稼働に適しているのではないかと感じました。
雨の日は、自転車やバイクに乗るのも億劫になりますし、事故のリスクも急激に高まります。一方で、徒歩配達であれば傘を差しながら移動ができますので、雨に濡れるストレスは回避できますし、配達員が少ない上に注文が多くなりますから、短い距離を短時間で回せるのではないかと思います。
ウーバーウォーカーと自転車稼働との違い
今回は、6件の注文内容をご覧いただきましたが、やはり自転車と徒歩の大きな違いは、距離です。そして、肉体的な疲労の種類が異なるという点です。
ですので、距離が短いからといって決して疲れないというわけではない、ということには注意が必要です。やはり、相当量の距離を歩きますので、疲労はたまります。
一方で、自転車だとじっくり見ることができなかった街の景色を楽しんだりすることも出来ますので、徒歩配達は徒歩配達で面白さを見いだせるのかなとおも思いました。
結論
時給換算1,350円のウーバーウォーカーはそこそこ稼げる!ということになります。他の配達員の方によると、時給1,500〜2,000円程度出しているケースもあるようです。
そして、何より「楽」です。体力的には消耗しますが、仕事という感じはほとんどありません。ウィンドウショッピングを楽しむノリで出来てしまいますし、仕事特有のストレスがほとんどありません。
これらもウーバーウォーカーのメリットだと言えるかも知れませんね。
今回は
- 自転車をお持ちでない、または自転車に抵抗がある方
- 都心部にお住まい、または都心部で勤務されている方
- 運動がてら配達したい方
- Youtuberやブロガーなど情報発信者の方
- 一日数千円程度の副業収入を得たい方
- 社会的なコミュニケーションが苦手な方
- 飲食店経営者など他社リサーチ目的の方
上記のような方を読者層として想定して記事を書いてみました。筆者の体験談が皆様のフードデリバリーライフの一助になりますと幸いでございます!
ウーバーイーツ配達パートナー登録がお済みでない方は下記よりご登録ください。
それではまたお会いしましょう!
See you next again! Thank you!